デントリペアとは

デントリペアとは車のボディについてしまったヘコミを従来の鈑金・塗装とは違い特殊工具を使い、裏側からヘコミを押し出す修理方法です。

パテ盛り・再塗装をしないことにより、これらの乾燥待ちをする必要がないため作業が即日完了します。また、経年変化により再塗装面とオリジナル塗装面の食い違いが起らないことも隠れたメリットです。


作業時間が早い

鈑金塗装とは違う工程のため数日間預かることもなく、30 分～ 1 時間で仕上がります。
(ヘコミの大きさ・状態によって作業時間は異なります)

作業料金が安い

材料を殆ど使わないため板金塗装の概ね半分以下の料金で作業可能です。

仕上がりがきれい

補修パテ・再塗装をしないので色が変わらず元の状態に修理しますので安心です。

デントリペアはメリットが大きいのですが、どんなものでも修復できるとは限りません。当店では、お見積もりをお客様にお知らせする際に、修復見通しを合わせてお伝えします。

駐車場で隣のドアにあてられたヘコミ、自転車・バイク・ショッピングカート等がコツンとあたったヘコミ、手で押してしまったヘコミ等 5 センチ程度のヘコミであれば概ね修理可能です。(ドア・自転車等でも強烈にあたってしまったものでは直らないケースもございます。5 センチ以上の大きさでもきれいに直るヘコミもあります。要相談)

• バンパー・樹脂製パネル (バックドア・フェンダー等) 金属以外の材質でできている場所
• ピラー等工具の入らない場所 (表からプーリング工法で引っ張ってなおる場合もあります)
• 各パネルの折り返し縁部分 (ある程度までは直ります)
• 車が動いてあてた・又あてられたヘコミで損傷が酷い場合
• 小さくても鋭く深いヘコミはきれいに直らない場合があります
• パテで修復してある場所や塗装の劣化がある場合

クラシックカー等特殊車輌でリスクを伴う場合は修理をお断りことがあります。
車にできるヘコミは様々で大きいヘコミが直ったり逆に小さいヘコミが直らない場合があります。まずはご相談ください。

プーリングはヘコミ表面側にグルーを使いタブを接着し専用工具で引っ張り上げ、表からポンチングにより成形しヘコミを修理する方法です。デント工具の入らないルーフサイド・ピラー等で対応致します。

ヘコミに傷がある・塗装の劣化がある場合は塗装剥げのリスクがあるため修理不可となります。
ヘコミが鋭利なもの・角度のあるプレスライン上にあるヘコミは直らない場合もあります。